AEによる射出成形時に発生する製品の割れの検出
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射出成形は、金型降下→樹脂流入→加圧→金型上昇、と加工が進行し、この過程において、特に加圧過程において製品に亀裂が発生する。通常、発生する亀裂は小さく目視による発見は困難である。
射出成形過程で発生するAEの振幅を調べてみると、製品に亀裂が発生した場合、加圧中に振幅の大きなAEの発生が認められる。そこで、成形信号より加圧過程を把握し、加圧中に発生するAEの振幅を判断することにより成形中の製品の割れ発生を検出する。 |
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製 品 例 |
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射 出 成 形 機 |
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割れが発生した場合のAE信号 |
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割れの発生がない場合のAE信号 |
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